FinOpsペルソナ(Personas)
FinOpsの実装には、組織内の多くの利害関係者(ステaークホルダー)、つまりペルソナがFinOpsチームと協力して取り組む必要があります。FinOpsの活動を行うのはFinOpsチームだけではありません。クラウドの使用、追跡、管理、または使用の指示に関与するすべてのFinOpsペルソナは、運用モデルとしてFinOpsフレームワークを使用し、協力することでメリットを得ることができます。
ペルソナは、協力しなければならない広範な利害関係者のグループを表し、個人を表すものではありません。複雑な組織では、1つのペルソナが 関連するさまざまな役割を担う多くの人々を表す可能性があります。また、非常に小規模な組織では、1人の複数のペルソナの職務を遂行する可能性があります。それぞれがFinOpsをサポートする上で重要な役割を果たしています。
コアペルソナ
ほとんどの組織には、FinOpsの実践に常に関与するコアペルソナがいます。これらのコア ペルソナは、クラウドを効果的に成功裏に使用するための組織のすべての規範を提供します。各ペルソナには、組織内およびFinOpsの実践において果たすべき役割があり、それぞれが求める視点、課題、指標、結果を持っており、それらは他のペルソナとは若干異なる場合があります。
FinOps実践者(FinOps Practitioner)
FinOps フレームワークの実用的な知識を適用してビジネス、エンジニアリング、財務の各チームを結び付け、FinOps 文化を確立し、証拠に基づく意思決定を可能にしてクラウドのビジネス価値を最大化します。
FinOpsの責任には、次のようなものがあります。
- 技術力
- 分析スキル