FinOpsケイパビリティ（Capabilities）
クラウドの使用量とコストの理解
データ取り込み
データ インジェストでは、さまざまなデータセットの収集、転送、処理、変換、関連付けを行い、クエリ可能でコンテキスト化されたリポジトリを適切なレベルの粒度、アクセス性、完全性で作成し、すべての FinOps ペルソナにわたるすべての FinOps 機能でのアクティビティをサポートします。
詳細については「データ取り込み（Data Ingestion）」を参照してください。
割り当て
アカウント、タグ、ラベル、その他のメタデータを使用してクラウドコストを割り当てて共有する戦略を定義し、組織内のチームやプロジェクト間で説明責任を果たします。
詳細については「割り当て（Allocation）」を参照してください。
レポートと分析
クラウドデータを調査して表示し、使用状況と支出のパターンに関する洞察を得て、コスト最適化の機会を特定し、コスト効率を向上させ、クラウドリソースに関する情報に基づいた財務上の意思決定を行います。
詳細については「レポートと分析（Reporting & Analytics）」を参照してください。
異常管理
Anomaly Managementは、FinOpsチームが予期しないクラウドコストイベントをタイムリーに検出、特定、明確化、アラート、管理する能力を提供し、ビジネスへの影響を最小限に抑えます。
詳細については「異常管理（Anomaly Management）」を参照してください。
ビジネス価値の定量化
計画と見積もり
ワークロードの潜在的なコストと価値の見積もりと調査 (特定のモデルまたはモデルで組織のクラウド環境に実装された場合)。
詳細については「計画と見積もり（Planning & Estimating）」を参照してください。
予測
統計的手法、過去の支出パターン、計画された変更、および関連するメトリックを活用して、クラウドシステムの予想される将来のコストと価値のモデルを作成します。
詳細については「予測（Forecasting）」を参照してください。
予算
クラウドベースのシステムの説明責任と予測可能な財務結果を確保するために、ビジネス目標に沿ったクラウド支出の制限設定、監視、管理のため の戦略的かつ継続的なプロセス。
詳細については「予算（Budgeting）」を参照してください。
ベンチマーク
ベンチマークにより、組織は、クラウドの価値と最適化の重要な側面について、ユニット メトリックと KPI を、異なるチーム間で内部的に、および同様の方法でクラウドを使用している他の組織と外部で比較できます。
詳細については「ベンチマーク（Benchmarking）」を参照してください。
ユニットエコノミクス
組織のクラウドの使用とクラウド管理の実践が、組織の製品、サービス、または活動の価値にどのように影響するかを理解するための指標を開発および追跡します。
詳細については「ユニットエコノミクス（Unit Economics）」を参照してください。
クラウドの使用量とコストの最適化
クラウドのアーキテクチャー設計
FinOpsの導入とクラウドの広範な使用により、エンジニアリングチームと製品チームは、システムの運用要件を満たすサービスを選択する責任があるだけでなく、それらのシステムの持続可能性と財務的実行可能性も選択する必要があります。
詳細については「クラウドのアーキテクチャー設計（Architecting for Cloud）」を参照してください。
料金の最適化
レート最適化は、クラウドで使用するリソースに対して支払うレートを下げるのに役立つ機能です。
詳細については「料金の最適化（Rate Optimization）」を参照してください。
ワークロードの最適化
特定の使用パターンに合わせてクラウドリソースを分析および最適化すると同時に、ワークロードが効率的に動作し、コストに 対して十分なビジネス価値を生み出すようにします。
詳細については「ワークロードの最適化（Workload Optimization）」を参照してください。
クラウドの持続可能性
クラウドの持続可能性は、環境への影響と組織の広範な持続可能性目標の両方を考慮した方法で、組織がクラウドの使用に関する意思決定を行う方法を定義します。
詳細については「クラウドの持続可能性（Cloud Sustainability）」を参照してください。
ライセンスとSaaS
ソフトウェア ライセンスと SaaS への投資が組織のクラウドの価値構造と価値に与える影響を理解し、最適化します。
詳細については「ライセンスとSaaS（Licensing & SaaS）」を参照してください。
FinOpsプラクティスの管理
FinOpsプラクティスの運用
FinOps プラクティス オペレーションには、組織内で FinOps プラクティスを構築および運用するために必要な一連のアクティビティが含まれます。
詳細については「FinOpsプラクティスの運用（FinOps Practice Operations）」を参照してください。
クラウドポリシーとガバナン
ポリシー、制御、ガバナンス メカニズムを確立して進化させ、クラウドの使用がビジネス目標と一致し、規制要件に準拠し、クラウド リソースを効率的に最適化できるようにします。
詳細については「クラウドポリシーとガバナンスス（Cloud Policy & Governance）」を参照してください。
FinOpsアセスメント
FinOps プラクティスの評価により、FinOps チームは自身の有効性を測定し、組織の目標に対して活動をマッピングし、それらの活動を成熟させることが価値のある領域を特定できます。
詳細については「FinOpsアセスメント（FinOps Assessment）」を参照してください。
FinOpsツールとサービス
FinOpsツールとは、FinOps機能のいずれかをサポートするクラウドプロバイダーまたはサードパーティのソフトウェアパッケージを指します。FinOpsサービスとは、FinOps機能に関連する結果を提供するサードパーティのサービスを指します。
詳細については「FinOpsツールとサービス（FinOps Tools & Services）」を参照してください。
FinOpsの教育と仕組みづくり
FinOps Education & Enablementは、FinOpsの実践に参加するすべての人が、FinOpsの概念、用語、および実践について共通の理解を深めることを可能にします。
詳細については「FinOpsの教育と仕組みづくり（FinOps Education & Enablement）」を参照してください。
請求とチャージバック
クラウド請求書の管理と、組織の財務システムへの正式なチャージバックの作成は、FinOps プラクティスと財務および会計のペルソナとの間の公式なやり取りとして確立する必要がある重要かつ具体的なプロセスです。
詳細については「請求とチャージバック（Invoicing & Chargeback）」を参照してください。
ワークロードのオンボーディング
クラウド環境への、またはクラウド環境間のシステムの移行を、コスト、使用状況、影響に対する透明性を提供する方法で調整します。運用目標をサポートします。費用対効果を確立または維持します。
詳細については「ワークロードのオンボーディング（Onboarding Workloads）」を参照してください。
関連する専門分野
相互接続された分野や、FinOps チームと協力する Allied Persona チームとの活動の調整。
詳細については「関連する専門分野 （Intersecting Disciplines）」を参照してください。